省エネ補助金2次公募が開始!最大15億円の対象設備と事例

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執筆者船井総研 補助金・ファイナンス支援部
コラムテーマ省エネ補助金,公募情報,省エネ・GX,補助金申請のポイント
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はじめに:「省エネ補助金」2次公募がスタート!最大15億円の支援

電気代や燃料費といったエネルギーコストの異常な高騰が、多くの企業の利益を激しく圧迫しています。

このような状況下において、老朽化した設備の更新費用を国が支援し、継続的なコスト削減を実現するための抜本的な対策として毎年非常に多くの企業様が活用されているのが「省エネ補助金」になります。

この度、待望の省エネ補助金2026の2次公募が、2026年6月1日より開始されました。

本コラムでは、対象となる設備や補助上限額、実際の採択事例について、詳細をお伝えいたします。

省エネ補助金(2次公募)のスケジュールと2つの申請類型

まずは、今回の【公募スケジュール】と、自社の投資規模に合わせて選べる【申請の枠組み(類型)】について確認していきましょう。

2次公募のスケジュールと3次公募との関係

公募期間:2026年6月1日(月)~ 7月9日(木)

今回の省エネ補助金の2次公募は、締切まで「約1ヶ月強」と非常に公募期間が短いのが特徴になります。
そのため、活用をご検討される場合は即座に準備をスタートさせる必要があるでしょう。

なお、今後3次公募の実施も予定されていますが、補助事業の完了期限(設備を納入・支払いして報告する期限)は2次公募と同一に設定される見込みになります。
したがって、まずは今回の省エネ補助金の2次公募に向けて準備をすすめ、万が一間に合わなかった場合に3次公募へ切り替えるという戦略が最も得策になります。

貴社の目的に合わせて選べる2つの枠組み

本補助金には、主に以下の2つの申請類型が用意されています。

設備単位型(スピーディーな更新に最適)

あらかじめ国が定めた「対象設備」への更新を行う、非常にシンプルで使い勝手の良い枠になります。

  • 補助上限額: 1億円
  • 補助率: 1/3以内
  • 主な対象設備: 高効率空調、産業用モーター、ボイラー、変圧器、LED照明、業務用冷蔵庫など
  • メリット: カタログ等から対象製品を選ぶ形となるため、見積もり等の準備が整えば比較的スムーズに申請が可能になるでしょう。

工場・事業場型(大規模な省エネ投資向け)

単なる古くなった機械の更新ではなく、工場全体のエネルギーフローを見直すような大規模な省エネ投資が対象になります。

  • 補助上限額: 15億円
  • 補助率: 1/3〜1/2以内(※要件により変動します)
  • メリット: 設備単体にとどまらず、生産プロセスの抜本的な省エネ化を伴う事業所全体の設備改修など、大型投資に対して多額の補助を引き出すことが可能になります。

業種別!昨年の「設備単位型」の実際の採択事例

「自社が検討している設備更新でも対象になるのか?」とお考えの企業様へ向けて、昨年の公募で実際に採択された事例を業種別にご紹介いたします。

  • 製造業・食品工場: 老朽化した重油ボイラーから、最新の高効率ガスボイラーへの更新
  • 医療・介護・福祉施設: 施設全体のパッケージエアコン(空調設備)を高効率空調へ一斉入れ替え
  • 小売業・スーパー: 店舗の業務用冷凍冷蔵庫およびショーケースの最新型への更新
  • 金属加工・部品製造: 工場内の水銀灯をLED照明へ切り替え、同時に高性能な変圧器(トランス)を導入
  • プラスチック加工業: 旧型の射出成形機から、消費電力を大幅に抑える電動式インジェクション(産業用モーター)への更新

このように、決して特別な最新技術でなくとも、「古い設備を、省エネ性能の高い最新設備に入れ替える」という極めてオーソドックスな投資が広く採択されている形になります。

省エネ補助金2次公募へ向けて「今すぐ」準備すべき理由

省エネ補助金は、新しい設備の導入による「エネルギー削減効果」が明確に数値化しやすいという特徴があります。
そのため、要件を満たした事業計画をしっかりと策定できれば、平均採択率70%超という高い確率で採択を狙うことができる、非常に魅力的な制度になります。

しかし、前述の通り省エネ補助金の2次公募は申請期間が非常に短く設定されています。設備メーカーや施工業者への見積もり依頼、正確な省エネ効果の算出などには相応の時間がかかるため、のんびり構えているとあっという間に締切を迎えてしまうでしょう。

「来年あたりに空調を入れ替えようかと思っていた」
「老朽化したボイラーの維持費が利益を圧迫している」
このようなお悩みがございましたら、予定を前倒ししてでも、今回の省エネ補助金の2次公募のタイミングで一気に更新を進めることを強く推奨いたします。
電気代等の固定費削減は、利益に直結する極めて重要な経営課題になります。本補助金を活用した戦略的な設備投資が、貴社の利益体質強化の強力な一助となるでしょう。

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執筆者 : 船井総研 補助金・ファイナンス支援部

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