大規模成長投資補助金3次公募における変更点を徹底解説

中小企業・中堅企業の経営者様において、事業の成長や生産性向上、新たな事業展開に向けた投資の必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。

そのような経営者にとって、国の支援策である「補助金」は、強力な経営資源となります。

特に、「大規模成長投資補助金」は、事業規模の拡大や飛躍的成長、中堅企業化を目指す企業にとって見逃せないチャンスです。

本記事では、大規模成長投資補助金3次公募における変更点に焦点を当て、わかりやすく解説します。

1次公募、2次公募からの変更点を把握し、事業戦略にお役立てください。

大規模成長投資補助金とは

大規模成長投資補助金は、中小企業や中堅企業が行う生産能力の増強や高度化、大規模な設備投資、事業再構築を支援する制度です。具体的には、新たな生産ラインの導入、老朽化した設備の更新、デジタル技術を活用したスマートファクトリー化などが対象となります。

特徴としては、補助金額が大きく、10億円を超える投資にも対応可能である点です。ただし、申請には財務状況や事業計画の実現可能性などの厳格な審査があり、補助金は後払いであることも留意する必要があります。

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3次公募の主な変更点

賃上げの重要性が強化

政府の賃上げ政策に伴い賃上げ率や額のコミットメントの高さが重要となります。
前回までは各県毎でしたが、3次公募からは全国平均の最低賃金の年平均上昇率(4.5%)以上で統一されました。

また、各種指標の中央値が公開されており、1次と比較して2次の数値がいずれも高くなっていることから、公募回を重ねるごとに数値面のハードルもあがっていくでしょう。しかしながら、実現性の高い数値を出すことも重要であるため、自社においてどの程度の数値計画であれば実現が可能か、また、補助金を活用する意義が生じるかなどをご相談いただくことを推奨します。

各都道府県での加点要素の追加

各都道府県で特に優れた事業計画を申請した事業者に加点が行われます。他にも、加点項目が2次までは「パートナーシップ構築宣言」と「地域未来牽引企業である」という2点のみでしたが、他にも加点要素が追加されています。

申請書「様式1」の変更

申請時に提出する様式1の内容が変更される可能性があります。早めに様式に記載する項目を確認し、必要な情報を準備することが重要です。

補助率1/4の選択肢追加

補助率は基本的に1/3ですが、新たな選択肢として補助率1/4でも採択を希望するかどうかを選択できる仕組みが導入される見込みです。

補助率1/4となった場合、採択可能性としては高まりますが、求められる成果は変わらないため、事業の収益性や自己資金を踏まえた判断が必要です。

採択後の公表義務

採択された場合、賃上げ目標水準等について、プレスリリース等で対外的に公表する必要があります。

申請時の注意点

申請する前に押さえていただきたいポイントについてもまとめました。

●予算は年割りで計画する必要があります。

各年度の申請額を上回る計画変更や、経費の前倒し、又は後ろ倒しは認められないため、年度ごとの見積もりは正確にしていただく必要があります。

●建物の取得にリース会社を利用する場合は、建物取得費は補助対象外となります。設備に関しては引き続きリースも認められる予定です。

他にも注意すべきポイントがあります。その点は無料相談時に企業別で該当しそうな項目にてお伝えさせていただきます。

まとめ

3次公募では、各種数値へのハードルが高くなることが予想されます。

変更点は重要視される部分の強化という見方もできます。変更点を押さえたうえで、万全な準備を進めることが成功への鍵です。

大規模成長投資補助金の活用による事業成長を実現してください。

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