
中小企業成長加速化補助金1次公募が公募開始!

中小企業の成長を加速させる補助金、「中小企業成長加速化補助金」の1次公募がスタートしました。
本補助金は「売上100億円企業」を目指す中小企業の挑戦を支援します。
物価高や人手不足といった厳しい経営環境でも、積極的な設備投資や事業拡大に取り組む企業にとって、最大5億円の補助金は大きなチャンスです。
成長加速化補助金の概要
- 補助上限額:最大5億円
- 補助率:1/2
- 対象企業:売上高10億円以上100億円未満の中小企業
- 補助対象経費:建物費(新設・増築含む)、機械装置費、ソフトウェア費、外注費、専門家経費
今回の1次公募では、初回ならではの採択メリットも期待できます。さらに、過去の「大規模成長投資補助金」では、2次公募で採択難易度が上がった実例もあります。そのため、早めの公募回での申請が有利とも言えるでしょう。
申請要件
✅ 「100億宣言」の実施
✅ 1億円以上の投資(建物費、機械装置費、ソフトウェア費で1億円等であることが必要)
✅ 一定の賃上げを含む今後5年程度の事業計画の策定(補助事業終了後3年間の賃上げも必須)
申請要件の一つである「100億宣言」は、成長戦略を明確にする取り組みで、3月に詳細が公表されました。5月に申請開始となるため、申請と並行して準備が必要です。
成長加速化補助金活用ケース
- 工場や物流拠点の新設・増築
- 自動化設備の導入による生産性向上
- イノベーション創出に向けた新技術への投資
100億企業化に向けて必要な投資であれば、既存事業・新規事業問わず、建物費も対象となります。
また、省力化設備の導入やシステム構築等も補助対象となると考えられます。
つまり、下記の3つの条件に合致するのであれば、補助金活用をご検討いただくことを推奨します。
✅売上高が10億円以上100億円未満である
✅1億円を超える投資がある
✅2027年10月末を目安に、補助事業が完了する
1次公募の申請スケジュール
続いて、成長加速化補助金の1次公募の申請スケジュールについてお伝えします。
- 公募要領公開:3月17日(月)
- 申請受付開始:5月8日(木)
- 申請締切:6月9日(月)
- 一次審査(書類審査):7月上旬
- プレゼン審査(経営者出席必須):7月下旬〜8月下旬
- 採択結果発表:9月上旬
1次公募終了後に2次公募も実施予定ですが、投資計画がある場合は早めにご相談を推奨します。万が一1次公募で不採択でも、2次公募で再挑戦可能です。
また、公募要領の内容から、提出資料は大規模成長投資補助金と類似していると思われます。そのため、事業計画には企業や事業の分析が求められるため、早めのご相談をオススメします。
さらに、本補助金では二次審査でプレゼン審査が行われます。したがって、提出資料と審査方法は大規模成長投資補助金に似ているため、ノウハウがある企業に相談することを推奨します。
当社は、大規模成長投資補助金1次・2次公募で全国平均の数倍の採択率を誇ります。 ノウハウを活かし、企業に寄り添い申請サポートを行っています。成長加速化補助金活用を検討している事業者様はぜひお問合せください。
まとめ:今すぐ準備すべきこと
成長加速化補助金の申請に向けて、今すぐ準備、及びご確認いただきたい事項を挙げさせていただきます。是非ご参考ください。
投資計画の見直し
1億円以上の投資が発生する見込みがあるかを確認。
売上高の要件合致の確認
年商が10億円以上100億円未満であるかをチェックしましょう。過去に100億円を超えていても、直近年で100億円未満であれば要件に合致するケースもあるようです。
申請要件の確認
補助金コンサルティング会社の活用も検討しながら、要件をしっかり確認しましょう。
事業実施期間の確認
2027年10月までに全ての納品・検収が完了するか、発注予定先に確認し、相見積もりも取得を進めておくことを推奨します。
「100億宣言」の準備・申請
中堅企業化に向けた目標設定と申請手続きを進める。
申請資料の作成
上記を確認し申請することを決めたら、必要書類作成や提出資料の準備を始めましょう。プレゼン審査もあるため、代表者のコミットメントが重要です。
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