
【採択率60%】最大1億円!省力化投資補助金で人手不足を解消
省力化投資補助金(一般型)は、中小企業がデジタル技術を活用し、業務の自動化や生産設備の導入を進めるための補助金です。
(補助上限額:最大1億円、補助率:1/2~1/3)
第2回の申請数は1,160件、そのうち707件が採択され、採択率は約60%でした。
成長加速化補助金(100億補助金)など昨今の補助金と比べると、採択率の高い補助金と言えます。
※当社のご支援した企業は、おかげさまで第2回も採択率100%となりました。
また当補助金は、製造業に限らず、建設業や宿泊・飲食業はもちろん、士業や歯科医院、モビリティ等といったサービス業でも申請・採択されています。
次回(第4回)の公募締切はまだ正式には発表されていませんが、10月下旬頃締め切りで公募が実施されるのではないか、と予測しています。
申請に向けて、早期の検討及び準備を始めておくことが、採択を勝ち取る最大のポイントです。
採択事例のご紹介
<製造業>
・金属粉末射出成形における工程内及び工程間の自動搬送
・スポット溶接ラインの省力化による新規部品の受注拡大
・高耐熱性シール材製造の省力化による生産効率向上で海外市場強化
<建設業>
・地域のインフラ整備に貢献するICT施工の高度化体制の構築
・3D技術を用いたフロントローディングによる工事期間の短縮
・解体・配管工事業の現場データ活用型経営DX構築による業務効率化および収益力強化
<宿泊・飲食業>
・フロント業務省力化による高付加価値プラン販売事業
・高品質で高効率化を目的とした最新機能ジェラート製造装置の導入
・食券機導入と売上販売管理専用アプリ導入による省力化
<サービス業>
【クリーニング】生産性と働き方を改善するユニフォーム専用トンネル型乾燥機
【モビリティ】オーダーメイド自動洗車機導入による省力化の実現
【モビリティ】整備部門における省力化投資と新規需要獲得による収益性向上
【士業】建物明渡訴訟業務を大幅に効率化する訴状作成システムの開発
【士業】省力化投資によるワンマン測量の実現!付加価値向上への取組み
【歯科医】先進機器導入による「生涯のかかりつけ歯科医院」の省力化事業
<運輸・物流業>
・ソーター導入による仕分自動化と省人化の実現
・ばら積み貨物のコンテナ出し作業の省人化・効率化
・真のモーダルシフトを目指す!業界初の業務改善システム開発
<IT・ソフトウェア開発業>
・AI機能搭載型経費精算システム販売時の初期業務負荷の削減施策
・独自システム開発による法人向け社宅管理サービスの省力化と事業拡大
・壁紙提案自動化ツールの開発による省力化プロジェクト
(参考:省力化投資補助金事務局サイト「採択結果一覧(第2回)」)
どの事例も「省力化による人手不足の解消」「働き方改善」「生産性向上」「高付加価値」等につながっています。
採択結果から言えること
① 製造業に限らず、飲食店や宿泊施設なども採択されており、人手不足解決に寄与する投資内容であれば申請が可能!
→ 製造業以外のサービス業でも採択されている点は重要です。人手不足や業務効率化に直結する投資なら業種を問わず対象になります。
② システム投資のみや、複数の汎用設備を組み合わせて導入することでも、省力化が見込めれば申請が可能!
→ 専用機械の導入だけでなく、ITシステムや複数設備の組合せによる省力化も評価対象。幅広い投資内容で申請の余地があります。
③ 採択率約60%は、とても…
以下のコラムで、「採択結果を分析し読み取れる内容」や、「申請を検討するにあたってのポイント」をまとめています。