最大1億円!ものづくり補助金17次が公募開始

最大1億円。省力化のための投資の補助枠を新設

省力化を目的とした設備投資・システム投資に対して最大1億円の補助がでる、「ものづくり補助金17次」の公募要領が、下記の通り公表されました。

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■公募締切:2024年3月1日(金)17時まで  
■申請受付:2024年2月13日(火)  
■補助上限額:最大8,000万円 ※賃上げ特例適用時、最大1億円
■補助率:1/2以内
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今回の17次公募は、省力化(オーダーメイド)枠のみです。
公募締切は3月1日ですが、必要書類の収集や事業計画の作成など、1か月程度は要します。
また、今回は実績報告期限が12月に定められているため、業者への連絡等、早めに開始すべき点もあります。

省力化(オーダーメイド)枠の補助額

補助上限額は下記の通りで、従業員数により異なります。

※( )内は大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の金額です。

省力化(オーダーメイド)枠とは?

人手不足の解消に向けて、デジタル技術を活用した専用設備(オーダーメイド設備)の導入等により、革新的な生産プロセス・サービス提供方法の効率化・高度化を図る取り組みに必要な設備・システム投資等を支援するものです。

※ デジタル技術等を活用した専用設備(オーダーメイド設備)とは、ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等を活用し、単一もしくは複数の生産工程を自動化するために、外部のシステムインテグレータ(SIer)との連携などを通じて、事業者の個々の業務に応じて専用で設計された機械装置やシステム(ロボットシステム等)のことをいいます。

デジタル技術等を活用せず、単に機械装置等を導入する事業については、補助事業の対象とはなりません。

下記に当てはまる方は、一度当社までご相談ください。
・自社用にカスタムした設備を導入する予定がある
・自社独自技術を活かした設備の導入・開発を検討している
・ロボットを入れて労働生産性を向上させたい
・設備やシステムの導入予定があり、それが補助事業の対象となるか確認したい

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どのような企業が活用できる?

1)従業員の高齢化・採用難に悩んでいる企業

自動化設備の導入により、従業員の負担を軽減できますし、熟練者の技術をロボットに組み込むことで、高品質製品を安定生産することが可能になったりします。

2)DXが進んでいない企業

DXを進められていない企業は、効率化の余地が大きいです。自動化設備を導入することや、システムを入れることで、作業の精度や速度を向上させ、生産性を高められます。

3)24時間稼働を実現したい企業

顧客のニーズに対応するため時刻を問わず生産を行う必要がある場合があります。自動化設備の導入により、24時間対応が可能となり、生産数を大幅に向上させられます。

申請時のポイント


1)実績報告までの期限が短い

今回、実績報告の期限が2024年12月10日と明記されています。
採択発表が5月中旬予定のため、その後に交付決定され、発注するとなると、発注から実績報告までの期限がタイトになっています。

ご存じの通り、補助金申請は、申請時の資料作成だけでなく、採択後にも様々な書類の作成や申請などがあります。専門知識が必要となるため、コンサルタントや専門家のアドバイスを受けながら進めることをお勧めします。

2)単なる設備導入は補助対象とならない


上述したように、デジタル技術等を活用して事業者の個々の業務に応じて開発を行う、オーダーメイドの取り組みを施した設備・システム導入を行うことが必要です。


3)事業計画期間内に、補助事業における労働生産性が2倍以上となる事業計画を策定すること

このほかにも、申請にあたって確認すべき要件がありますが、申請要件に合致し、採択されれば、投資額の1/2~1/3が補助されます。

設備投資予定や開発予定がある企業は、一度当社にご相談ください。
今回のものづくり補助金に限らず、適切な補助金をアドバイスさせていただきます。

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