【レジャー業界】ものづくり補助金を活用する方法

補助金

2023.10.30: 最終更新日 2023.11.27

レジャー業界におけるものづくり補助金の活用法をご紹介します。

「ものづくり補助金」は、中小企業の成長を支援するための政府の取り組みです。

この補助金は、新しい技術やサービスの開発、設備投資などの事業展開に役立てることができます。

特に、レジャー業界(宿泊業、娯楽業、観光業など)では、新たな市場の開拓や競争力の向上が求められており、この補助金の活用は大きな武器となるでしょう。

このコラムでは、具体的な活用事例を通して、補助金を最大限に活用する方法をご紹介します。

Table of Contents

革新的な技術を開発する

レジャー業界における技術の革新は、サービス品質の向上や効率的な業務運営に直結します。

・宿泊業でのAIを活用した周辺観光案内の開発
・観光業におけるVRを使用した観光体験の提供
などが考えられます。

ものづくり補助金を活用することで、これらの技術開発の初期投資を軽減し、より速やかにサービス導入を実現できます。

革新的なサービスの開発

新しいサービスの開発は、レジャー業界において顧客の囲い込みや新たな収益源の創出に寄与します。

例として、
・観光業では地域の伝統や文化を活かしたオリジナルツアー
・宿泊業ではエコロジーに特化したホテル
など、新しい価値を顧客に提供することが重要です。

これらのサービス開発には、初期の研究や市場調査、設備投資などが必要となるため、ものづくり補助金の活用が大変効果的です。

革新的サービスによる海外進出や海外顧客の取り込み

通常、ものづくり補助金は1000万円前後が上限ですが、海外のお客様を狙う場合に、最大3000万円の補助額を狙うことが可能になります。

革新的な技術やサービスを持つ企業は、その強みを生かして海外の顧客にも提供することが可能です。

例として、
・日本独自の観光体験をVRで再現し、海外で販売するプロジェクト
・日本の宿泊サービスを海外に展開する取り組み
などが考えられます。

他にも、
・マルチリンガル対応の予約システムの開発
・伝統的な体験のデジタル化
・エコツーリズム事業の立ち上げ
・無人ホテルの設備投資
など、可能性は多くあります。