補助金の採択率を高めるポイント
当社は、開発系補助金では採択率が8割を超えています。これは、かなり高い率だと自負しています。
どうしたら採択される申請書になるのか、よく聞かれます。
そんなことは、商売上、教えるわけにはいきませんし、そんなに簡単に教えられるものでもありません。
でも、それではつまらないので、ひとつだけ、簡単なコツをお教えします。
採択される申請書のポイント
それは、『マーケットを見る』ということです。
マーケットに受け入れられるようなものでなければ、売れませんよね。
売れなければ事業が成立しないので、補助金にも受からないのです。
ですから、これならマーケットに受け入れられる、と審査委員が思うように書かなければなりません。
そう書くと、「これから出す新製品・新サービスが売れるかどうかなど、わかるわけない」と言われそうです。
それはその通りですが、それでも、審査委員は、売れるかどうかを感覚的に判断して審査しているのです。
では、どうすれば、審査委員が「これは売れる」と思ってくれるのでしょうか?
これも難しい問題で、答えはたくさんあります。でも、外してはいけないのは、
『ターゲットユーザーは誰かを明確にする』ということです。
ターゲットを明確にする
誰に売るのかを明確にしなければ、売る方法が定まりませんし、製品のどこがユーザーに訴えるのかがわかりません。
この状態では、申請書を読んでいても、ぼやっとしていて、売れそうに見えないのです。
当たり前じゃないか、という声が聞こえそうですが、これができていない事業者が多いのです。
何十頁もあるしっかりとした申請書でも、よく見るとターゲットユーザーが明確になっていない申請書は実に多いです。
何を開発するかは、しっかりと書いてあるのに、もったいないですね。
今回は、1つだけ、ポイントをお教えしましたが、まだまだポイントはたくさんあります。